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アリス in ワン!ダーランド

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2012年10月に新しい家族になった子ボルのアリスと先住ボルゾイジャスミンとの日々

おろしや国酔夢譚

先週末、何気なく本棚を整理していて久しぶりに出てきた
井上靖先生著作の「おろしや国酔夢譚」を見つけて読み返してしまった。

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今を去る事、二百数十年も前の物語ですが、本当に面白い。
井上靖先生の筆力もさることながら、全くのおとぎ話ではなく、史実としての
迫力に圧倒されます。

この本の1ページ目。

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伊勢亀山領白子村とありますが、かつて読んだときには何も感じなかった部分です。

天明二年十二月十三日、光太夫が船頭を務める千石船は伊勢の白子の浦を出帆
駿河沖で大しけに会い遭難するのですが、、、、

伊勢白子浜?待て待てどこかで聞いたことがあるぞ!!!
カイ君が何時も遊んでる浜の名前ジャン(笑)

なんと光太夫一行の乗った船は、カイ君ちの浜から出帆し、私の住む駿河湾沖で
嵐に会い遭難して、9年半の月日をかけてロシアの西の果てまでを往復し
帰国されていたのです。

以前この本を読んだときには、まだジャス姉さんも家に来る前で、ボルゾイなんて
カマドウマみたいな(笑)犬なんて知る由もありませんでした。
あらためて読み直してみて、純粋に面白かったのですが、頭の片隅には常に
光太夫もボルゾイ見たのかな~とか、シベリアが長かったからハスキーとか
サモエドみたいなやつはきっと見たよな!みたいなことばかりが脳裏をかすめていたのであった。

今は鈴鹿市に光太夫の記念館があるそうなので、一度訪れてみたい。
by jyasupapa | 2016-07-04 20:19 | その他 | Comments(3)
Commented by カイ父 at 2016-07-04 21:29 x
散歩コースの白子港には井上靖先生の筆による光太夫の記念碑があります
ご案内いたしますのでぜひお越しください
Commented by クレアママ at 2016-07-05 16:38 x

大黒屋光太夫と高田屋嘉兵衛、なんか頭の中でゴッチャになってましたので、「おろしあ国酔夢譚」読み直します。
白子浜とか読み飛ばしてましたが、カイ父さんのBlogのお陰で、浜の映像が頭に浮かんで実感が湧きました。

光太夫は、エカチェリーナ二世にはサンクト=ペテルブルクではなくて、郊外の離宮で謁見しているから、愛犬のボルゾイにも会ってるかもしれませんね〜
なんか、そう思うと、遠いところの歴史的な事が身近に思えます。
Commented by jyasupapa at 2016-07-05 18:16
クレアママ様ご無沙汰しております。

高田屋嘉兵衛は全く知らなかったので、さっそくググってみました。彼が拿捕された事件は光太夫が帰国後20年たってからの出来事だったのですね。光太夫以外にも当時もロシアに拿捕されたり、漂着したりした人々が多々あったようです。

それでも光太夫の旅は跳びぬけて凄い事だと再認識させていただきました。

古いビデオですが「シベリヤ大紀行、おろしあ国酔夢譚の世界をゆく」と言うのがYouTubeにアップされています。椎名誠が光太夫の足跡を追って同じルートを旅するものでしたが、なかなか面白かったです。
流石に30年ほどの古いものですので画像は綺麗ではありませんが(笑)

クレアママのおっしゃるように、カイ父様と知り合えたおかげと、ボルゾイ達のおかげで、改めて楽しい読書となりました。

考えてみればカイ父と知り合えたのもボルゾイ達のおかげですからボル様様でございます(笑)